19府中−21岡部
【概 要】
府中(静岡)宿は市街化が進み道は城下町特有の鍵曲道であり、当時の面影もほとんど残ってい
ないいので、分かり難くなっています。それでも、府中宿を出て阿部川橋を過ぎ丸子宿から
岡部宿へはゆっくりと時間が流れるような感じで自然と足も進みます。途中、丸子の丁子屋の”とろろ汁”と
宇津ノ谷峠の集落は見逃せません。
島田から日坂にかけてはほとんど山の中なので、旧東海道の雰囲気が良く残っています。金山宿から日阪宿の
間には石畳や小夜の中山峠があり、昔の旅人の苦労を感じられます。しかし、小夜(さや)の中山峠東の青木坂
(箭置坂)を登りきると西の沓掛(二の曲がり)まで、視界が広がり山の尾根伝いにゆっくりと旧東海道
を感じながら歩くことができます。
【19 府中宿】(H18.11.16)
府中宿も現在は静岡市街地と重なるので当時の面影を探すのは難しいく、街道も城下町特有の鍵曲道でわかりにくい
ので大変である。
街道の途中には駿河城跡
があり現在は駿河公園になっています。現在も堀と石垣は残っていますが、五重の壮大な天
守閣は、江戸時代初期に焼失してしまい、明治時代は城跡が軍の施設にもなったことから、往時の建物は1つも残さ
れていません。平成元年に巽櫓がそして、平成8年には二の丸東御門が復元されています。巽櫓は復元ですが、内部
もしっかり造られた本格的な建物で、梁の太さには驚かされます。
又、この周りには静岡県庁(昭和12年:1937 設計 中村與資平)
、静岡市役所(昭和9年:1934 設計 中村與資平)
や静岡銀行本店(昭和6年:1931 設計 中村與資平)
等昭和初めの懐かしい建物もあります。
せっかくですからこれらの建物も見て回っておきたいものです。
【20 丸子】(H18.11.16)
府中宿を過ぎ安倍川橋を渡るとその辺りが間の宿「手越宿」です。そこからさらにちらほら残っている松並木を行
くと丸子宿です。丸子橋の手前に広重の描く「丸子名物茶店」の風情そのままの、とろろ汁で有名な「丁子屋」
があり、名物の「麦めしとろろ」は今でも健在です。